有限会社タイトハンマーMORIYAMA

昭和時代の家、リニューアル工事中:門真市H様邸

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2025/06/11

壁の立ち起こし

本日の現場作業は壁の立ち起こしを行いました。

「立ち起こし」とは、壁を垂直に起こすという作業のことです。

もちろん水平の床に対して垂直に壁を立て直すという意味です。

木造の建物も、数十年と時を経ると流石に木材の反りなどの変形や基礎の沈下などにより、多かれ少なかれ、壁が傾いたり、床が傾いていたりします。それでせっかくのリフォームの機会なのでその変を修正し補正して行きます。

こちらのお家は床から天井までの間で壁が1cm程の傾きが1方向に生じていました。床は全体で1cm以内の傾きでした。

これぐらいは想定の範囲内ですので、こちらのお家はそんなに大きな傾きはありませんでした。

このまま水平垂直に補正しながらリフォーム工事を進めていきます。そうしなければ、全箇所のドアと枠の建具を新調するのでそれらを取り付けた時に隙間なくピッタリ閉まらなくなります。建具は四隅が直角の長方形なので斜めに傾いた枠に取りつけるとおかしくなります。

Before:玄関天井

玄関の天井は年季の入ったこんがりと日焼けしたような表情のあじろ天井でした。

工事過程:玄関天井

天然樹皮の細い丸太の竿縁と廻り縁は残して、天井板のみ撤去しました。

After:玄関天井

あじろ天井板を貼り終わりました。

奥様が和風テイストは残すことを希望されたので、天井も板のみの貼り替えにして趣はそのままです。

天井板は新しくなりましたが、経年で変色した竿縁は再利用で存在感が増したように、なかなかカッコよく感じます。これはこれで大正解です!

雨漏りの跡

解体工事が終わって、各所確認すると雨漏り跡が数箇所見られました。

お施主様に聞いてみると、以前に修繕しているはずだとおっしゃっていました。

それで、昨日、今日と結構激しい雨が降ったのでちょうど良いタイミングだと思い、気にかけて各所チェックして見たのですが、全く問題はなく安心しました。これで心置きなく工事を進めることができます。

 

今年、25年度、近畿地方も梅雨入りしました。

途端に弊社にも雨漏りの相談が数件ありました。

建物にとって雨漏りは大敵です。

特に木造住宅はシロアリ被害の原因にもなるし、放ったらかしは悲惨な状況を生んでしまいます。

こういった構造材をむき出しにするようなリフォームの際にはその辺の入念なチェック作業もとても大事な作業です。

以上、H様邸現場日記及びリフォームのご報告です。

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